トヨタ ヤリスクロスの見積もり受付が8月1日から始まった。
まだ見積もり受付を始めたばかりで様子見の方も多いと思うが、気になるのはヤリスクロスの値引きがどれくらいになるかだと思う。ここでは目標とする値引き額について考察してみたいと思う。
トヨタ ヤリスクロスの価格
ヤリスクロスのグレード構成とそれぞれの価格は先日発表されたばかり。正式なカタログもまだ出回っていないような状態である。
それでもガソリン車を3グレード+法人向けの計4グレード、ハイブリッド車を3グレードでそれぞれに2WDと4WDを用意している。最安値は179.6万円、最高額を281.5万円としている。
当然のこの価格帯は、ライズとC-HRの間の価格帯となる。
豹にまとめると以下のとおりである。
グレード名 | 2WD価格 | 4WD価格 | |
---|---|---|---|
ガソリン | X Bパッケージ | 179.6万円 | 202.9万円 |
X | 189.6万円 | 212.7万円 | |
G | 202.0万円 | 225.1万円 | |
Z | 221.0万円 | 244.1万円 | |
ハイブリッド | HYBRID X | 228.4万円 | 251.5万円 |
HYBRID G | 239.4万円 | 262.5万円 | |
HYBRID Z | 258.4万円 | 281.5万円 |
各グレード間の装備の違いやオプションについては、別の記事でまとめているので参考にしてほしい。
ヤリスクロスの値引き目標はどれくらいなのか?
まだ見積もり受付を開始したばかりで、十分な見積もり/値引き額情報は集まっていない。
ただし、ついこの間発売されたばかりのヤリスの値引きの動向が多いに参考となる。その理由は、今年発売されたブランニューモデルであること。同じヤリスであり、世界戦略車であること。価格帯も似ていることなどがあげられる。
一点違うところがあるとすれば、ヤリスには同時期にライバルのホンダ フィットが発売されている。ヤリスクロスのライバルはヴェゼルになるが、ベゼルはモデル末期であり商品力が弱っているところである。ただし見方を変えれば、ライバルがモデルチェンジする前に市場を刈ってしまう大きなチャンスともいえる。
では、2月に発売されたヤリスの値引き推移を見てみよう。
発売直後の値引き額は渋かったものの数か月で15万円程度まで来ている。
ヤリスクロスも、この金額を値引き目標の基準としてみてほしい。
また、この値引き額は個別に集計した値を均した数値であり、値引き最低額でも最高額でもない。参考値としてこの金額まで値引き額をもってこれれば及第点とう数値である。もちろん、各ディーラーの状況やオプション額などで、引き出せる値引き金額は大きく変動するのでうまくいい金額を引き出してもらいたい。
巷では、発表されたヤリスクロスの金額について、良い意味で「かなり攻めた金額」と評判になっている。トヨタとしても絶対に成功させたい肝煎りなクルマなのだろう。ということは、予測以上の値引きも期待できるかも知れませんね。