ヤリス クロスの発売が近づいてきたことで、グレード、装備内容、価格など具体的な情報を入手できた。ここではいち早く皆さんのヤリスクロスのグレード事の違いについて解説していきたいと思う。
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ヤリスクロスのグレードと価格
まますは、一番気になるヤリスクロスのグレード構成と価格を見てみよう。
エンジン | 駆動 | グレード | 価格 |
---|---|---|---|
ガソリン | 2WD | X BPackage | 179.6 万円 |
Xグレード | 189.6 万円 | ||
Zグレード | 221.1 万円 | ||
4WD | X BPackage | 202.9 万円 | |
Xグレード | 212.7万円 | ||
Zグレード | 244.1万円 | ||
ハイブリッド | 2WD | HYBRID X | 228.4 万円 |
HYBRID G | 239.4 万円 | ||
HYBRID Z | 258.4 万円 | ||
4WD | HYBRID X | 251.5 万円 | |
HYBRID G | 262.5 万円 | ||
HYBRID Z | 281.5 万円 |
ヤリス クロスの最安値はガソリン・2WDのX B Packegeで、179.6万円となる。このグレードは法人向けという位置づけのグレードで、「B」はビジネス(business)の頭文字と思われる。法人向けとは言え、180万円を切る価格設定はインパクトある。ライズの167.9に迫る絶妙な価格設定である。
ヤリスクロスにおける2WDと4WDの価格差は23万円程度。
これは、トヨタの他車例えば同クラスであるライズなんかも22~23万円の値段差であるので妥当な金額である。
また、ガソリン車とハイブリッド車の価格差は37万円程度となる。
同様に他のクルマの価格差と大きな差はない。
ヤリスクロクのグレード装備
次のヤリスクロスの各グレードの装備差を見てみよう。
ヤリスクロスGで追加される装備
・205/65R16タイヤ 16インチアルミホイール
・ドア下モールディング(車名プレート付)
・ヘッドレストセパレート型プロントシート
・上級ファブリックシート
・本革スタリング、シフトノブ
・8インチディスプレイオーディオ
・4:2:4分割可倒式リヤシート
・6:4分割可倒式アジャスタブルデッキボード
・バックライトモニター 等
・スーパーUVカット・IRカット機能付きフロントドアグリーンガラス
下位グレードGとXの価格差は12万円程度である。その価格差を鑑みると、これだけの装備が追加されるのはお得だと思う。特に、アルミホイールやドア下モールディングなどエクステリア(見た目)の違いがあり、オーナーにとっては、ヤリスGを所有することの満足度は高いのではいだろうか。
ヤリスクロスZで追加される装備
・215/50R18インチタイヤ&18インチアルミホイール
・LEDヘッドランプ、リアコンビネーションランプ
・合皮+ツィード調ファブリックシート
・7インチTFTマルチインフォメーションディスプレイ
・オプティトロンメーター
・6ウェイパワーシート
・シートヒーター
GとZの価格差は19万円。ここは悩みどころである。18インチアルミホイールはかっこいいし、LEDヘッドランプ、リアコンビネーションランプもほしい。運転していて、メーターに配置される7インチTFTマルチインフォメーションディスプレイを見るのはちょっとアガる。でも19万円高い。
現時点でこのZの価格は上位車種であるC-HRの価格帯とかぶることはないが、今後発売されるカローラクロス(仮)とは、値段があぶってくるであろう。現時点でのヤリスクロスZ購入は踏みとどまって、カローラクロスと比較して判断するのもありではないか。
ヤリスクロスのオプション装備
最後にヤリスクロスのメーカーオプションを見てみよう。
ヤリスクロスZに装備できるオプション
メーカーオプション | 価格 |
---|---|
・パノラミックビューモニター(PVM) |
7.7万円 |
・上記+アドバンストパーク | 12.1万円 |
・アダプティブハイビームシステム ・カラーヘッダップディスプレイ |
9.9万円 |
・ハンズフリーパワーバックドア | 7.7万円 |
・ステアリングヒーター | 1.1万円 |
Gに装備できるオプション
メーカーオプション | 価格 |
---|---|
・18インチアルミホイール | 8.36万円 |
・ステアリングヒーター ・シートヒーター ・運転席イージーリターン ・助手席アンダートレイ |
3.19万円 |
・LEDヘッドランプ ・LEDクリアランスランプ ・LEDディタイムランニングランプ ・フルLEDリアコンビネーションランプ |
7.15万円 |
G、Zグレード共通
メーカーオプション | 価格 |
---|---|
・ツートンカラー | 7.7万円 |
ヤリスクロスのおすすめは?
新型ヤリスクロスのボディサイズは、全長4180mm×全幅1765mm×全高1560mm、ホイールベース2560mm。よく比較されるであろうライズと比べると「185ミリ長くて、70ミリ幅があり、60ミリ低い」となる。つまり一回りデカくて低いです。
ヤリスクロクのほうが贅沢にデザインすることができるクルマであり、ライズはより実用性に振ったクルマとなる。であれば、ヤリスクロスを選ぶのであれば少し見栄を張った内容にしたいところ。
Xグレードでも十分な内容のクルマではあるが、やはり花がない。ここはヤリスクロスGを選び、見た目がかっこよくなるLEDライト群(メーカーオプション)を追加するのをお勧めしたい。ツートンカラーも選びたいとところではあるが、そこは予算と相談といったところか。
2020年8月1日からディーラーでの見積もりが開始されるヤリスクロス。値引きや納期、販売台数など気になる情報がたくさんある。最新情報は入手出来次第、皆様に報告していきたいと思う。