ダイハツ タフトのおすすめグレードは?GとX装備の違いを徹底解説!

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タフトのノンターボの2グレードGとXについて、どちらがおすすめグレードを考える。タフトのグレード構成はシンプルで、2WDか4WDとターボ/ノンターボの条件を除けば、GとXのにグレードとなる。

それでは、各グレード間の装備の違いを確認しながら、価格差に見合う内容なのかを解説ていく。

タフトG、Xグレードの価格

タフトのの各グレードの価格を以下のとおり。

(万円) G X
2WD 148.5 135.3
4WD 161.2 148.0

タフトのGとXには、それぞれ2WDと4WDの設定されている。基本的にはグレード感の装備差は同じである。

当然この価格は純粋の各グレードの車体のみの価格であり、ここからメーカーオプション、ディーラーオプションなどを付ければ価格は上がる。
さらに税金、保険、諸費用の掛かるのもお忘れなく。

タフトGとXの2WDで見た場合の価格差は、13.2万万円である。約10%程度の価格差であり軽自動車の価格としてみれば大きな差である。
このあとは、基本スペック、装備内容からこの13.2万円の価格差に価値があるかをまとめていく。

タフト GとXの基本スペックの違い

まずは新型ライズの核グレード別の諸元表(基本スペック)を見てみよう。

グレード: G X
全長×全幅×全高(mm) 3,395×1,475×1,630
車両重量(kg) 830
ホイールベース(mm) 2460
エンジン種類 水冷直列3気筒
12バルブDOHC横置
エンジン排気量(cc) 658
最高出力(kw/rpm) 38 / 6,900
最大トルク(Nm/rpm) 60 / 3,600
タンク容量(L) 30
仕様燃料 無縁レギュラーガソリン
燃費 WLTCモード(km/L) 20.5
燃費 JC08モード(km/L) 25.7
トランスミッション CVT

タフト GとXの装備の違い

ボリュームゾーンと思われるライズGとX”S”グレードであるが、
価格差は15.0万円。

結構大きな価格差です。この二つのグレードには大きな差異があり、ぱっと見で見栄を張れる部分の違いも結構ある。もちろん装備が多いほうがより見栄を張れるのは当たり前で、15万円はらいう価値があるものなのかを見てみたいと思う。

1 外装(ホイール・ドアノブ・リアガーニッシュ 等)

ルーフヘッダーのブラックフィニッシュ
なんとも分かりにくい言葉であるが、タフトは全車に「スカイフィールトップ」と呼ばれる広大な面積のガラスループが装備されている。ただしフロントウインドウとスカイループトップがガラス面でつながっているわけではなく、ちょうどおでこのあたりが金属製のボディである。
このおでこがブラック化さrているのがタフトG。下の画像を見てもらえれば一目稜線が。上がG、下がX。

少しの違いように見えるが、ブラックかどうかで印象が全然変わってくる。当然ブラックのほうが、高級感がある。

ルーフレール
タフトGには、ルーフレールが付いていない。上の画像からもその違いは見てとっる。ルーフレールの必要性が、そのオーナーのライフスタイル次第なので一概に評価できないが、装飾としてみた場合、SUVらしいのはルーフありのGグレードである。ルーフレールは、無いは無いなりにアーバンなイメージとなる。

ヘッドライトメッキ
このヘッドライメッキの違いも、タフトの印象に大きな影響を与えると思う。メッキ加飾されたキラキラお目目は、高級感がある。
ブラックアウト化されたGグレードでも、LEDヘッドライトということもあり、十分及第点をとれる見た目印象たと思う。

LEDフォグランプ
一般的にフォルランプのあるクルマと装備していない同じクルマでは、顔の印象が大きく変わるのだが、このタフトにおいては、有無で印象の違いは大きくない。装備されるLEDフォグランプが小ぶりで自己主張が少ないデザインのがその理由。

ホイール
・Gはアルミ製ホイール。
・Xはスチール製ホイール(ブラック)
言わずもがな、全然見た目の印象が異なってくる。
これはダイハツのXを買わせない戦略なのか、Xのホイールには樹脂製キャップもなく、塗装もブラックでスチールホイールであることを主張している。まったくもって謎である。

ホイールハウス内
違いに気が付きにくい部分であるが、タイヤが収まっているホイールアーチ内の塗装が異なる
・Gは、ブラック
・Xは、ボディー同色
違うことには気が付きにくいが、俯瞰的にタフトを見たときの印象には大きく影響する。ブラック塗装されたタフトGは、タイヤとホイールアーチが一体的に見え、足元の力強さを印象付けられる。

2 内装(スピードメーター・ステアリング・エアコン 等々)

ステアリングホイール
・Gは、革巻きステアリング
・Xは、普通のウレタン製ステアリング
見た目だけでなく、機能的にも革巻きステアリングのほうが手になじみ、運転ミスを軽減できると思う。

インパネセンターシフト
ステアリング同様、タフトGはシフトノブも革製となる。

メーター(インフォメーションディスプレイ・タコメーター)
タフトGとXでは、メーターも異なる。
Gには、TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイとタコメーターを備えたものとなるが、Xにはそれがない。
インフォメーションディスプレイはまだしも、その他の計器類までグレードで区別するひつようはあるのだろうか。2種類製造することで逆にコストがかかりそうな。。

オレンジインテリアアクセント
内装(ステアリング~)の解説で掲載した画像を見て気が付いていると思うが、タフトGは、いたるところにオレンジ色のパーツを加飾として施している。上記掲載画像以外にもシートのステッチも同様にオレンジの糸が使われている。

フロントセンターアームレスト(ボックス付)
運転していると意外とうれしい装備「アームレスト」がGには装備される。このアームレストは小物入れとしての機能も果たす。

フロントドアウィンドウ
・Gは、スーパーUVカットガラス
・Xは、UVカットガラス
フロントウインドウではなく、フロントドアウインドウのガラスの機能が異なる。GのスーパーUVカットガラスは、紫外線の透過率が約0%。XのUVカットガラスは、紫外線の透過率が約12%となっている。
ちなみにフロントウインドウは全車共通で、紫外線の透過率は約0%である。

運転席/助手席シートヒーター
Gにはシートヒーター機能が総部される。私自身はあまり必要性を感じない。革のシートなら気温の低い日は本当に冷たいので価値はわかるが、タフトはファブリックだし。。

3 安全機能・アシスト機能

ヘッドライトのレベリング機能
タフトGは、オートレベリング機能がつく。
Xは、マニュアルレベリングである。
ヘッドライトのレベリング機能とは、荷室などの重い荷物を積み込むと当然車体が前方が持ち上がり上向きの状態となる。この状態のままでライトを点灯すると照射される場所も上向きとなってしまう。この状態を解消すべくヘッドライトの照射方向を下方に修正する機能のことである。それがオートかマニュアル(手動)かの違い。

アダプティブドライビングビーム
タフトGには、アダプティブドライブビームが標準装備される。
これはハービームの状態でも対向車がいる場合、対向車のいる部分だけライトを照らさないようにする、賢い機能である。この機能が軽自動車にも装備されるなんて、技術の進歩は凄い。

リバース連動リヤワイパー
シフトレバーを「R(リバース)」に入れたとき、それに連動してリアワイパーが作動する機能。便利な機能なのか?それとも過剰な機能なのか。。
ちなみにタフトXniha,リアワイパーが付いていないです。これも意外でびっくり。

ウェルカムドアロック解除
優越感に浸れる、ちょっと嬉しい機能。キーを持ったドライバーがクルマに近づくだけで会場される機能。家に帰ったら、ペットの犬が出迎えてくれるみたいでちょっと嬉しい。

D assist切替ステアリングスイッチ
アクセルに対するエンジンのレスポンス(感度)を切り替えてくれる機能。走行中に加速が欲しい時など、この機能をオンにすればクルマがリニアな反応をしてくれるようになる。

タフト GとX おすすめグレードは?

以上がタフトGとXのグレードによるの違いである。GとXの基本スペックは同じなので、実質装備内容で評価することになる。

価格差は13.2万円。
この価格差は絶対的に大きいが装備内容の違いを鑑みると、タフト Gグレードは十分に選択する価値がある。自分でいじること、カスタマイズすることを前提のベース車としてタフトXと選ぶという選択肢もあるば、それは特殊なユーザーだと思う。

一家に一台のクルマとしてタフトを購入するのであれば、タフトXグレードがおすすめである。