カローラクロスが発売!これはヒットするかも

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2020年7月9日、カローラクロスが発表された。前々から噂のあったクルマではあるがいざ発表されると、やっぱりテンションが上がってしまう。
今回は、この話題のカローラクロスについて調査してみた。

タイで発売のカローラクロスデザイン

既に発売が秒読みのヤリスクロスと同様、カローラ+クロスのネーミングでトヨタはSUVにこの名前付けルールでブランド化していくのかもしれない。
とはいっても、ハリアー、RAV4と上の兄貴二人は派生モデルとは違い独立したクルマで、クロスのような名前がつくことはないが。ヴォルクスワーゲンからはT-CROSS(ティークロス)という小型SUVもでており、クロス=クロスオーバーSUVがトレンドなのかもしれない。

日本においてカローラは、国民的大衆車であり長らく販売台数1位を守った伝統あるクルマである。ただしその国民的大衆車の冠がアダとなり、若者はもちろん、普通が好きじゃないちょっと余裕のある大人からも敬遠されるような状態が日本では続いた。とはいっても根強い人気は健在で販売台数1位のだはあけ渡せども順調な売れ行きであるところがカローラの凄いところである。

直近の漏れるチェンジでは、見事にイメージチェンジにせいこうしておりカローら伝統の品質の信頼度を維持しつつ若々しいスポーティーなイメージのキャラ付けにも成功していると私は評価している。
そして今回のカローラクロスの発売は、さらに若者にも受け入れられるよいイメージ戦略にもなっていると思っている。

そんなすっかり負のイメージを払拭したカローラの派生モデルカローラクロスであるがどんなクルマなのか見てみよう。

ボディーサイズは、全長4,460mm×全幅1,825mm×全高1,620mmであり、いとこのカローラツーリングと比較してみると、35mm短く、80mm広く、160mm高い数値となる。ステーションワゴンとの比較なので当然といえば当然なのだが、より固まり感のある外寸ということになる。ちなみにホイールべーずは2,640mmであり、カローラツーリングと同じ数値となる。

デザインの印象は、カローラのそれとはなった違うというのが、私の最初の印象である。
どちらかというと本家カローラは、切れながで「俺、小ぎれいにしてます」感を出したデザインなのだが、カローラクロスは、RAV4やハイランダーに通じる骨太さを持ったデザインとなっている。事前に情報がなければ、外観からはカローラの派生モデルであることを感じることはない。

もし、日本で発売するのであれば「カローラ」の冠を小さくしてニューモデルとして販売したほうがより売れるのではないかと思うくらい、別物である。

カローラクロスの内装は、カローラ同様に高品質!

一方内相については、カローラオーナーであれば、カローラにいていることはすぐに気が付く。完全一致ではないが多くのパーツがカローラのそれと同じであることは明らか。メータ周りは専用設計のようですが。
それにしても国民的大衆車と言われたカローラも随分と立派で高級感のある内装ななったものだと感心する。

カローラクロスの日本発売はあるか?

今回、タイで発売されたカローラクロス。なぜか日本でも大々的にメディア露出されている。報道を見たとき、日本でも発売されるかのような露出度で情報が都に勝っている。

これって、トヨタ自身は誘導した戦略なのか、たまたまメディアが注目しただけなのかは不明であるが、どのみち日本においてもメディア読者が興味を抱く魅力的な記事であることは間違いない。

カローラクロスが発売する可能性があるかといえば「ある」と思っている。ただし、すぐに発売されることはないだろう。なぜならカローラクロスの弟分にあたる「ヤリスクロス」の発売は近々あるからだ。まずはこのヤリスクロスの販売に集中し、時期とみながり日本のトレンドにフィットするようであれば突然販売されることもあるかもしれない。

RAV4が、大きさ的にも車格的にも立派なSUVとなってしまった昨今、その一つ下のちょうどいいSUVに穴があるのも事実。そこにカローラクロスがうまく入り込めれば、トヨタのブランド力、販売力をもってすれば大ヒットする可能性も大いにある。

カローラクロスは、今後の動向がとても気になるクルマの一つである。